アメリカ編 03 ロサンゼルスの鉄道利用：新線建設中

　アメリカはロサンゼルス空港の近くに新線の建設が進んでいます。
　サンフランシスコやアトランタ，シカゴのように空港に鉄道が入っていて、電車で移動できるところは多くありますが、ロサンゼルスは鉄道によってダウンタウンまで移動するのは手間がかかります。
　いまだと、空港のターミナル前から連絡バスにのって、グリーンラインの駅まで行く必要がありました。

　路線はおおむね高架となっていて、ロサンゼルス空港最寄駅も高架になっています。ただ、他の空港とことなり駅がターミナル横にある訳ではなく、少々離れています。よってロサンゼルス空港から鉄道を使うには、現状より多少マシになるということと、空港からロサンゼルスのダウンタウンに向かう際に、大きく南回りのコースで、かつ途中でブルーラインに乗り換える必要がなくなる程度と思われます。

　この新設される路線は、実は空港のすぐ東側を通ることになっています。特にロサンゼルス空港の南側の滑走路では、真横が道路で、その道路沿いに新線ができますので高架では、かなり危険になります。
　このため、着陸線上の部分については高架からいったん地上におりる形になっています。よって高架→滑走路横で下がる→高架（駅）→滑走路横で下がる→高架となります。

　滑走路横は高架ではなく地上走行になります。