アメリカや台湾などで電車を利用する際、どれに乗れば良いかの判断に、路線名と方向を用いることがあります。たとえば「Blue Line」の「Northbound」とか。
多くの場合、路線の方角は「Northbound」,「Southbound」,「Eastbound」,「Westbound」。台湾の高速鉄道も、台北から高雄に向かうのは「Southbound」と表示されていたと記憶している。これは大阪地下鉄のように、おおむね南北と東西で路線がある場合は、みただけでわかりますが、路線が蛇行している場合などでな、何となく南向きとか、たぶん東向きとかといった感じでしょうか。
ちょっと気になったのがJRの首都圏。電車の扉の上にモニターが付いている車両が増えましたが、ここで表示される障害情報の英語版のところ。東西南北ではなく「Inbound」とか「Outbound」という表記がなされることが。
どうも「上り」と「下り」に対応している様なのですが、JRの上り下りなど、首都圏に在住のひとでも把握していないと思われます。
東海道新幹線のように東京駅を起点として、東京駅から離れるものが下りで、東京駅に向かうものが上りなら理解できても、東京駅が終点とならない京浜東北線などは、どこがどう上りだかわからない。
日本人が見ても良くわからないものを、直訳に近い形で翻訳しても、外国から来た人たちには通じないのではなかろうか?
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