2018年11月17日土曜日

アムステルダムの鉄道利用 01 チケットの購入


 アムステルダム空港は、地下に鉄道の乗り場があり、空港から電車で移動できます。
 鉄道の乗車券は自動券売機で購入できますが、これが微妙に面倒で、支払いは小銭かカードで行うようになっており、なんと紙幣は使えません。
 ちなみに写真は、アムステルダム空港駅ではなく、市街地に二つ行った「Amsterdam RAI 駅」の券売機です。



 乗車券の購入手順は、まず「片道」か「往復」かの選択と、自転車等の持ち込みがあるかについて選択を行います。
 ちなみにこの乗車券は「発券手数料らしきもの」が徴収されますので、片道を二枚購入する場合と、往復を一枚購入する場合では値段がかわりますが、別に「往復割引」になっているのではない模様です。なお、往復は「当日限り」です。




 次に行き先を選択します。行き先は、目的地の駅名において先頭から二文字を入力すると候補が表示されますが、空港駅などの「主だった行き先」も横に表示されます。
 この写真は、Amsterdam RAI から空港に戻るとき撮影していますので、主な候補として一番下にアムステルダム空港の表示があり、これを選択しました。 



 行き先が決まると、人数と、乗車クラスの選択を行います。乗車クラスは一等車と二等車からの選択ですが、たかが二駅だし、座席もそれほど差がある訳ではないので、二等車を選択。






 金額が表示されますので、小銭を入れると乗車券が発券されます。

2018年11月3日土曜日

鉄道の行き先表示

 アメリカや台湾などで電車を利用する際、どれに乗れば良いかの判断に、路線名と方向を用いることがあります。たとえば「Blue Line」の「Northbound」とか。
 多くの場合、路線の方角は「Northbound」,「Southbound」,「Eastbound」,「Westbound」。台湾の高速鉄道も、台北から高雄に向かうのは「Southbound」と表示されていたと記憶している。これは大阪地下鉄のように、おおむね南北と東西で路線がある場合は、みただけでわかりますが、路線が蛇行している場合などでな、何となく南向きとか、たぶん東向きとかといった感じでしょうか。

 ちょっと気になったのがJRの首都圏。電車の扉の上にモニターが付いている車両が増えましたが、ここで表示される障害情報の英語版のところ。東西南北ではなく「Inbound」とか「Outbound」という表記がなされることが。
 どうも「上り」と「下り」に対応している様なのですが、JRの上り下りなど、首都圏に在住のひとでも把握していないと思われます。
 東海道新幹線のように東京駅を起点として、東京駅から離れるものが下りで、東京駅に向かうものが上りなら理解できても、東京駅が終点とならない京浜東北線などは、どこがどう上りだかわからない。

 日本人が見ても良くわからないものを、直訳に近い形で翻訳しても、外国から来た人たちには通じないのではなかろうか?